霜に対する耐性を見るために畑に挿しておいた枝たちの様子です。
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1/31までの最低気温は-3.2℃(0℃前後から修正)、この時点で各種アラカボイ(Eugenia stipitata)は全体が茶色になってしまいました。
寒さに強いという話もありましたが、この結果を見る限り寒さには弱いと言えます。
他にダメージが大きいのは、Eugenia pyriformis(葉の大きいタイプ)とブラジリアングアバ(Psidium guineense)で、アラカボイと同程度と思われます。
この時点で若い葉が痛んだのは、ジャイアントホワイトジャボチカバ(Myrciaria aureana giant)、ブルーグレープ(Myrciaria vexator)、レインフォレストプラム(Eugenia candolleana)でした。
1/15日までの最低気温は、-4.6℃でした。
カンブカ(plinia edulis)の若い葉は半分痛んでいますが古い葉は大丈夫に見えます。
他には、Myrciaria sp.(札落ち品)の若い葉、Red Jaboの葉の一部、グルミチャマ(黄実)(Eugenia brasiliensis var. leucocarpa)、イエロージャボチカバ(Myrciaria glazioviana)、カンブシ(Campomanesia phaea)の若い葉にダメージがみられました。
レインフォレストプラムとCas Guava(Eugenia friedrichsthalianum)は全体が茶色くなってしまいました。
この時点で大丈夫そうなのは、ジャボチカバグラウダ(Myrciaria grandifolia)、ジャイアントホワイトジャボチカバの古い葉、ピタンガトゥバ(Eugenia neonitida)、ジャボチカバミウーダ(Myrciaria trunciflora)、ブルーグレープの古い葉でした。
意外なことにジャイアントマルチ(Plinia inflata)は今のところ大丈夫そうです。
(-4.6℃になったのが前日だったので、もしかしたらまだ影響ができていない可能性もありますが。)
1/21日の状態です。先週の最低気温は-4.9℃、さらに厳しい寒さでした。
ここまで寒いとかなりの種類が限界を超えてしまうようで、
上の方の葉はダメージを受けたものの全体としては大丈夫そうなものは、
ジャボチカバグラウダ、グルミチャマ(黄実)、ジャボチカバミウーダでした。
ジャボチカバグラウダ
グルミチャマ(黄実)
ジャボチカバミウーダ
下の方の葉のみ大丈夫そうなものは、
ジャイアントホワイトジャボチカバ、Myrciaria sp.(札落ち品)、ブルーグレープ、レッドジャボチカバ、イエロージャボチカバ、カンブカでした。
ジャイアントホワイトジャボチカバ
Myrciaria sp.(札落ち品)
ブルーグレープ
イエロージャボチカバ
カンブカ
セレージャに接ぎ木しておいたサバンナピタンガ(Eugenia calycina)は寒さには強そうです。
サバンナピタンガ
今回挿し木しただけのものが大半のため正確には霜耐性は不明ですが、
ある程度の目安にはなるかな?と思います。